お金の歴史を深く語れますか?
お金は日常に結びついた大事な考えです。しかし多くの人がお金についてよく知らないうちに使ってしまっていると思うのでここでお金の歴史についてマスターしましよう!!
なぜお金が生まれたのか?
想像して見てください。
もしあなたが漁師だとします。ある日、いつも魚ばかりを食べているので久しぶりにお肉を食べたいと思い、牧場に向かい牧場主に魚と交換してもらえるように頼みました。しかし、牧場主は今日は魚の気分ではないといい、魚との交換を拒否します。それであなたは魚派腐ってしまうので、泣く泣く魚を今日も食べることになってしまいます。
ここで物々交換の不便さに気づきます。
交換したいものと交換できないこと。
魚などの生物は腐ってしまうこと。
そこで人類はひらめきました。ものを媒介するものを決めればよいことに。そうすれば、交換にこまることはなくなりそうです。
はじめ貝殻が交換するための媒介物と決められました。当時貝殻はとても貴重であったために用いられました。
貝殻では劣化してしてしまう。
そのため劣化せず価値の落ちない金や銀がものの媒介物になったというわけです。
金や銀は劣化しづらいけど、重たい、、、
金や銀はいまでいう小銭のようなものですが、小銭はたくさんあるととても重たくかさばりますよね。そこで紙幣を刷ることによって、この問題を解決しようとしたわけです。紙幣を銀行に持って行くと金と交換できる金本位制が生まれました。金本位制により紙幣自体に価値はありませんが、金に変えられるということで皆の信用でお金は成り立ちました。お金は信用そのものになったわけです。
金と交換で紙幣は成立していたが、、、
その後世界では二度の世界大戦がおきました。アメリカは自国で農作物を育てたり、石油が豊富に出たりと戦争に必要なものを他国から仕入れる必要があまりなく、他国は自分たちでは資源を生み出せずアメリカと貿易することになり、金がアメリカに流入していきます。この影響で金の65%がアメリカに集まることになってしまったのです。それによりドルの信用が上がり、ドルが世界の基準の通貨となりました。
しかし、アメリカが金の準備量を超えるドルを刷りすぎてしまったために、金との交換を保証することができなくなってしまいました。これをニクソンショックと言います。その後金の裏付けがなくなった紙幣は際限なく刷られてしまうことで金融市場は不安定なものになってしまいました。
これからのお金のあり方
これが大まかな現在のお金の歴史です。お金の歴史は人類の歴史というように生活に強く結びついています。これから時代が変わっていけばお金のあり方も変わっていくと考えられます。
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