大学受験する前にたくさんの模試を受けると思います。
その中には大学個別の冠模試もあります。私もいくつかの冠模試を受けました。
河合、駿台、代ゼミ、その中で、東進の京大冠模試を1月にE判定取ってから現役合格した、私の勉強に対する姿勢をお聞きください。
日々、先生からの宿題をこなし、授業をしっかりと復習して日々勉強していると成績は高校では上位の方にいました。
そんなある日、高校2年生の冬ごろに担任から京都大学を受験するように勧めらました。
京都大学なんて現役でうちの高校から受かることなんかあるのかと思いながら、
でもまだ時間はあるし
第一志望にするかー
と思いながら京大を少し意識しながら過ごしていました。その頃から志望校には京都大学を第一志望に書いておくようにしていました。
高校3年生になると模試をたくさん受験し、高校2年生まで受けていた河合や駿台の全国模試に加えて、冠模試が出てきました。
私は高校3年生はじめて冠模試を受けました。
夏に代ゼミの京大模試を受けたときにはC判定と思ったよりよい結果がでて、
意外と京大に合格できるのではないかという気持ち、担任の先生が言っていたことはあながち間違いではい気持ちが出てきました。
そして10月にうけた河合の京大模試ではB判定と京大に合格することも夢ではないと思えるようになってきて、この頃からかなり京大を意識できるようになってきました。
しかし、事態は急変します。11月に受験した駿台の京大実戦、代ゼミの京大模試はことごとく敗北してしまいます。結果は両方ともD判定です。
やっぱり京大は合格できないんじゃないか?と思い、気持ちはかなりぐらぐらしていました。
けれども12月の三者面談では担任から
阪大に志望校を下げてしまってはずるずると成績が下がってしまい、阪大にすら合格できなくなるよ
と言われてしまいました。
とはいったものの、京大に合格する自信がないないまま日々を過ごし、阪大に変えたいなという気持ちがだんだん膨らんでいきました。
そうしているうちにセンター試験(現、共通テスト)の日になりました。センター試験では実力を最大限に発揮でき、自己ベストを更新しました。
センター試験による京大判定はC判定でしたが、、、
これは京大入試の仕組みによるもので、
京大入試では国語と英語と社会科目1教科だけが入試の合計点に加味され、
他は足切りさえ通れば何点でも構いません。また京大入試はセンター試験の比率が1:4とかなり少ないです。
そのため、私は国語と英語はあまり得意でなかったので、それほど苦には捉えていませんでした。
それよりもセンター試験で自己ベストを更新し、自分は本番でもやっていけるという自信が出てきました。
そのことで担任に京大を受験することを自分から言い渡しました
けれども悲劇が襲って来ました。
1月の下旬に東進の直前模試があり、なんとE判定を取ってしまいました。
東進の模試を受験する人が少なく、判定が正確に出ないとはいえ、
これは非常にショックを受けてしまいます。本当にこのままでいいのか、やっていけるのか不安になりました。またも気持ちがグラグラしてしまいました。
けれども願書を提出してしまっているので引き返すことはできません。
がんばるしかない2月が始まりました。
どうあがいたって2月末には京大入試があります。そのためにやれることは全部やりました。
高校では入試対策を月曜から土曜してくれたので、それの復習をし、本番で勝つにはこれ以上新しいことを覚えるよりも間違えずに戦うことが大事だと思って、
ケアレスミスをしないようにミスしたところをまとめてテスト当日に見返せるようにノートにまとめていました。
迎えたテスト当日、ミスを書き記したノートを隈なくみて、とにかくケアレスミスをしないように心がけました。テスト中もわからない問題は飛ばして、とにかくミスがないかの確認をしすぎるほどしました。
その結果合格最低点の64点上で合格することができました。
私の体験から言えることは次の2つだと思います。
志望校を定めることによって気持ちがぶれず目標をもって勉強できる。
ミスをしないように勉強する。
この2つは私の受験から得た最大の勉強に対する姿勢だと思います。受験生の皆さんは、志望校をたてたら落とすことなく突っ走ることをオススメします。
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