不動産投資
不動産投資と聞いてどんな印象をもっておられるでしょうか?毎月家賃収入があって便利、お金持ちの投資などの印象があるでしょうか?
不動産投資は株や債券に比べて実態のある資産であるために定期的な管理が必要であったりと手間がかかる投資ではあります。しかし、不動産投資で成功すれば毎月の家賃収入は株や債券よりは多いものになることが多いです。
不動産投資は株や債券同様に歴史が長く正しい投資と言えます。
しかし、不動産投資には危険な点がいくつもあるため知るべきことがたくさんあります。
これから不動産投資を始める人に向けて知っておきたいことをまとめました。
1.
不動産業者の利回りをうのみにしない
不動産投資をする際には不動産業者との話し合いをすることが多いと思いますが、不動産業者のいう利回りは大抵表面利回りであることが多いです。
表面利回りとは必要な手数料や管理費用などを勘案せず、空室もない満室の状態での家賃収入で計算されます。
表面利回りは必ず大きくでます。なぜなら手数料は必ずかかりますし、空室がない状態などあるはずはないからです。
そこで私たちは実質利回りを自分で考える必要があります。
実質利回りは手数料は管理費用などを勘案し、空室率を自分で周りの物件状況などから判断して求める必要があります。
この作業を怠ったら必ず不動産業者に騙されてしまいます。
2.
家賃保証に気をつけろ
不動産業者は顧客を安心させるために家賃保証やキャッシュフローなどの保証をつけて、顧客を安心させようとします。
しかしこういった保証をつけてくるときは要注意です。なぜなら保証をつけないと顧客に買ってもらえないようなシロモノであるからです。本当にいいものであれば保証をつけなくても賢い人たちが買っていきます。
業者の甘い誘惑に負けず、自分で本当に価値のあるものを探しましょう。
3.
広告やCMなどで見つけた物件は絶対に儲からない
宣伝されている物件で儲かるわけがありません。不動産投資は本当に物件を見つけるのが難しく、いい物件は富豪や地主に流れています。
つまり、宣伝されているものは売れないから宣伝しているのであって、いい物件であるから宣伝しているのではありません。自分でいい物件をみつけるには、かなり不動産屋をまわるのを覚悟する必要があると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?不動産投資は本当に難しく、投資上級者が行う投資であるといえます。さらに不動産投資には多額の初期費用がかかることも初心者には手がだしずらいです。
ぜひみなさんも不動産投資する際はしっかり考えてから投資してください。